みなさんは日々どのように音楽を楽しんでいますか?
デジタルオーディオの進化によりBluetoothなどのワイヤレス化がすすみ、スマートフォンやパソコンなどの端末を用いて、より気軽に音楽を楽しむことが出来る環境が整ってきました。
しかしそんな中、より音質にこだわり、アナログの音色に愛着をもつ音楽愛好者も増え、忘れ去られていたレコードプレイヤーが再び注目を浴びてきています。
豊かな音の響きをゆったりと楽しむことができるオーディオ機器も、自宅での生活を大変贅沢にするものですが、「音が出ない」といったトラブルはつきものといってもよく、悩まされている方も多いかと思います。
この記事では、オーディオの「音が出ない」トラブルの、原因の見つけ方、対処方法を、出来るだけていねいにご紹介していきます。
音が出ない原因
まずはオーディオの音が出ない原因を見ていきましょう。
うっかりミスはしていないですか?
スピーカーから音が出なくなる原因で、意外に多いのが下記のような単純ミスです。
- 機器の電源がOFFになっている
- CD、レコードなどの音源が入っていない
- アンプのボリュームツマミが上がってない
- ミュートボタンがONにされている
- 電源コードの差し込みが不完全、あるいは抜けている
- スピーカー端子Aにケーブルをつないでいたにもかかわらず、出力はスピーカー端子Bに設定されている
- ヘッドホンやイヤホンを使用したときに使ったイヤホンジャックのアダプターがヘッドホン端子につけたままになっていた
「そんなはずはない」と思っていても、案外原因が簡単なところにある場合もあります。
このようなミスが起きていないか、次の流れで確認していきましょう。
- 各機器の電源が入っていますか?
まずは電源スイッチがONになっているか確認しましょう。
そして、スイッチを入れても電源が入らない場合には、電源コードが正しく接続されているかの確認してください。コンセントが入っているかどうかと共に、機器側のACアダプターの接続も緩んだりしていないか、一通りご確認ください。 - プレイヤーに入っている音源は問題ないですか?
ディスクがひどく汚れている、損傷しているようなことはないでしょうか。傷や磁気の影響でデータが壊れているということもあり得ます。裏表が逆になっている、何も録音されていないディスクが入っているというようなこともないか、今一度確認してみてください。
別の音源を入れて再生できれば、音源自体に問題があると考えられます。
※レコードの場合は多少、傷がついていたとしても全く音が出ないわけではないです。 - ケーブルの状態は大丈夫ですか?
ケーブル自体に傷などの破損がないかどうか、機器への接続部分はしっかり繋がっているかを確認してください。 - 配線は正しく接続されていますか?
使い始めの場合には、端子がOUT→INの順番で接続されているか確認しましょう。
プレイヤーのOUT端子→アンプのIN端子、アンプのOUT端子→スピーカーのIN端子という具合にOUT→INの順番で全てが接続されているか見てみてください。
万が一OUT→OUT、IN→INになって入れば音を再生することができないため、正しく差し替えてください。
例えば、「片方のスピーカーだけが鳴らない」と言った症状の場合は、
電源は入っているはずですし、音源も問題ないと考えられます。
この場合は「配線」か「スピーカー」に問題があると考えられますので、アンプとスピーカーをつなぐオーディオケーブルの端子が、しっかり接続されているか、接続の場所に誤りはないか、よく確認してみてください。
接続ケーブルが片方だけ内部で断線などがおきていることもありえますので、別のケーブルがある場合はそちらで試して見るのもいいです。別のケーブルで音が出れば、そのケーブルに問題があるということになります。
いかがでしょうか。
こうした「ちょっとしたミス」で起こりがちな症状につきましては、メーカーページでも症状ごとに、原因と対処法が説明されています。
お持ちの機器のメーカーページで確認してみてください。
ONKYO 「故障かな?と思ったら」
上記の手順を行っても音が再生できない場合は続いて、各機器の故障を疑う必要があります。
どの機器に不具合があるか
どの機器やケーブルに問題があるのか、もし別の機器や予備のケーブルが家にある場合は、そちらに差し替えることで、つきとめることが可能です。
別の機器に差し替えて、音が問題なく出力した場合は、その機器に問題があるということになるためです。
オーディオケーブルを確認する。
まずは各機器同士を接続するケーブルの状態を確認しましょう。
もし、予備のケーブルがある場合、プレイヤー、アンプ、スピーカーを接続しているケーブルを全て交換してみてください。
オーディオケーブルが断線しているなど、不具合があれば、ケーブルの交換で解決できます。
プレイヤーの故障を検証する。
オーディオケーブルの場合と同様に、他のプレイヤーなどを接続しスピーカーから音が出るかを確認します。
もし、コンポなどアンプが内蔵されている場合は、スピーカーに手持ちの音楽プレイヤーを接続することで確認することが可能です。
アンプの故障を検証する
アンプの場合も他の方法と基本的には同様の手順です。
他のアンプを接続し音が出るかを確認することとなります。
古いアナログアンプの場合、真空管と呼ばれるガラスの電球のようなものがついている場合もあります。この真空管はかなり丈夫ですが、基本的には消耗品であるため、真空管の消耗も疑う必要があります。
もし万が一、古いオーディオを譲り受けてよくわからず使っているという方は、真空管の消耗も疑う必要があります。
スピーカーの故障を検証する。
最後はスピーカーの故障を検証ですが、こちらも代替品を使用し、音が出るかを確認する作業になります。
これらの作業を行えば、プレイヤー、アンプ、スピーカー、オーディオケーブルのいずれの機器に不具合があるのかを判別することが可能です。
原因がわかったら
ここまでの確認で、接続や設定のミスや、ケーブルの問題であれば、修復が可能ですよね。
ですが、機器に故障が考えられるとった場合は、オーディオの修理や補修を自分でするのはなかなか難しいものです。
基本的には、問題があった機器の補修・修理を、各メーカーに依頼することが望ましいですが、ビンテージ品などではメーカーのサポートが終了しているところもあります。
修復・修理が難しい場合
・どうしても修理ができない
・修理代が高くかかりすぎる
・この際なので、新しい機器への買い替えを検討している
修理を検討して、もしそれでも難しかった場合は・・・
オーディオの買取業者に依頼することもご検討ください。
大切に使ってこられたオーディオ機器を出来るだけ高い価値でお譲り頂けるよう、最善を尽くさせて頂きます。
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